それはそれは寒い年の瀬でした。
私と妹の
のあままは、神奈川県にある動物保護センターを見学をさせて頂ける事になり
ドッグレスキュークラブ・東京の方と共にセンターに伺いました。
ここは、収容された犬達や猫達の譲渡や、啓蒙活動にとても積極的で、
収容された子達の一部を訓練し、ふれあい活動に参加する事業も行っています。
施設の裏には手作りの訓練犬舎や、ふれあい犬舎が並んでいました。
収容犬から新たな使命を持つことになったワン・ニャンたちが挨拶してくれました。
捕獲されたり持ち込まれたりした犬達は、地下の犬舎にいました。
地下の犬舎はとても寒く、足元の感覚がなくなってしまいそうな程でした。
それでも、寒さに弱い小型犬用の収容犬舎はストーブが置いてありました。
センターの方の愛情を感じます。
そんな中に友蔵はいました。
目は白内障で真っ白で、よぼよぼ。かなりのご老体のミニチュアダックス。
他の犬達がけたたましく吠える中、
ぼーーーーーーーーーーっとして立っているだけ。
他の犬達はボランティア団体の方によって引き出し予定がある中
この老犬は引き出し予定がありませんでした。
多くの老犬は引き出してもらえません。
老犬は里親が付きにくいのです。
ボランティア団体の方はギリギリの予算と人員で活動をされています。
一頭でも多く里親を探さなくてはならない為、苦渋の選択で
老犬は選ばれないのです。
だからこそ、今まで多くの思い出を共有した家族を捨てないで欲しいと願うのですが・・・。
見学を終え、外に出たものの、私はミニチュアダックスのご老体が気になって
仕方ありませんでした。
えーーーい!こうなったら家で引き取る!!収容期限を待って、我家の一員とすることにしました。
12/29、再び収容センターを訪れ、友蔵を引き取りました。
なぜ友蔵かって?
ちびまるこちゃんのおじいちゃん、友蔵じーさんのように
ほんわか生きてほしいから。
でもこの友蔵、なかなかの強者でした・・・。
珍道中はまた次回。
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